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治療案内

当院では、患者様お一人おひとりの症状に応じた予防、診断、治療を行っております。

甲状腺疾患

甲状腺疾患

甲状腺とは

甲状腺とは

甲状腺は、喉仏のすぐ下にあり、蝶が羽を広げたような形をした臓器です。体の新陳代謝や成長などを調節する「甲状腺ホルモン」を分泌しています。
小さくて柔らかい臓器なため、正常時は外からではほとんど分かりませんが、異常が起こると、腫れて首の下が太くなったように見えてくることもあります。

甲状腺疾患を疑う症状

甲状腺疾患の症状はさまざまで、他の病気とも似ているため、患者様ご自身で判断されることは難しいと思いますが、下記項目に3つ以上あてはまる方は、検査をおすすめいたします。
また、健康診断や人間ドックなどで「甲状腺に異常がある」と言われた方も、放置せず、お早めにお越しになってください。

甲状腺ホルモンの分泌が過剰(亢進症)

甲状腺ホルモンの分泌が過剰(亢進症)

  • 汗がたくさん出る
  • 暑がりである
  • 疲れやすい
  • 動悸や息切れ、脈が速くなったり、とんだりする
  • イライラしたり、眠れない
  • 体重が減少した
  • 手足の震えがある
  • まぶしかったり、眼球が飛び出している気がする
  • 首元が腫れている
甲状腺ホルモンの分泌が不足(低下症)

甲状腺ホルモンの分泌が不足(低下症)

  • 寒がりである
  • 肌が荒れたり、乾燥したりする
  • 無気力や脱力感がある
  • 脈が遅い
  • 物忘れがひどかったり、強い眠気を感じる
  • 体がむくむ
  • 体重が増加した
  • ひどい便秘である
  • 髪の毛や眉毛が薄くなってきた
  • 首元が腫れている
甲状腺の腫れやしこり(腫瘍)

甲状腺の腫れやしこり(腫瘍)

  • 手で触れると、首元の腫れやしこりが分かる
  • 声がかすれる
  • のみ込みが悪い
  • のどに違和感がある

甲状腺疾患と検査・治療方法について

甲状腺疾患は、「機能異常(働きに問題がある)」と「形態異常(構造に問題がある)」の2つに分かれています。

機能異常

甲状腺ホルモンの分泌が過剰だったり、不足している状態です。
・主な疾患
バセドウ病・橋本病

形態異常

甲状腺全体が大きくなる甲状腺腫と、甲状腺内にしこりができる腫瘍性の病気とがあります。
・主な疾患
甲状腺腫瘍

バセドウ病

若い女性に多い病気で、最近では著名人の告白などで、耳にされたことがある方もいらっしゃるかと思います。
甲状腺機能亢進症の代表的な疾患で、本来身体の防護機能である免疫が、自分自身を外敵として攻撃し続けてしまうため、その刺激により甲状腺ホルモンの分泌が過剰になってしまいます。

検査方法

検査方法

主に血液検査(甲状腺機能・甲状腺自己抗体検査)と、超音波(エコー)検査を行い、ホルモンの状況、甲状腺の大きさを確認します。
血液検査では、甲状腺刺激ホルモン(TSH)、甲状腺ホルモン(FT3、FT4)ならびに、バセドウ病に特異的な物質である抗TSH受容体抗体(TRAb)を測定します。

治療方法

治療方法

過剰に分泌しているホルモンを正常に戻すことを目的として治療を行います。
治療方法は大きく3つ、
1.薬物療法(甲状腺ホルモンの合成を抑える薬の服用)
2.放射性ヨード内用療法(甲状腺の細胞を減らす放射性ヨードが入ったカプセルの服用)
3.外科手術(甲状腺の一部、または全部を切除して働きを弱める)
があります。
日本では 「1.薬物療法」が最も良く行われており、薬では効果が不十分な場合や副作用が出てしまう場合は、残りの2つからいずれかを選択することが多いですが、どの治療方法も一長一短がありますので、患者様の状況を加味し、良く話し合って決めていきます。
なお、喫煙はバセドウ病の治癒を遅らせたり、寛解(症状が一時的あるいは継続的に軽減、または見かけ上消滅した状態)後の再発に関与すると言われています。また、バセドウ病眼症に関連することもありますので、喫煙者の方はぜひ禁煙しましょう。

その他

血中の甲状腺ホルモンが高くなる病気には、バセドウ病の他にも、無痛性甲状腺炎、亜急性甲状腺炎、甲状腺過機能結節(プランマー病)、妊娠甲状腺機能亢進症、橋本病急性増悪、非自己免疫性甲状腺機能亢進症などがあります。

橋本病(慢性甲状腺炎)

甲状腺機能低下症の中で最も多い疾患です。バセドウ病と同じく、身体を守るはずの免疫が異常をきたし、自分自身を攻撃するという自己免疫疾患の一つです。男性よりも20歳代後半以降(特に30歳代・40歳代)の女性に圧倒的に多く、10~20人に1人といわれるほど、発症頻度の高い病気です。

検査方法

検査方法

主に血液検査(甲状腺機能・甲状腺自己抗体検査)と、超音波(エコー)検査を行い、ホルモンの状況、甲状腺の大きさを確認します。
血液検査では、甲状腺刺激ホルモン(TSH)、甲状腺ホルモン(FT3、FT4)ならびに、甲状腺組織に対する自己抗体である抗サイログロブリン抗体(TgAb)、抗甲状腺ペルオキシダーゼ抗体(TPOAb)を測定します。

治療方法

治療方法

甲状腺が腫れていても、甲状腺ホルモン値が正常であれは、治療の必要はありません。(様子を見守ります。)
甲状腺機能が低下している場合には、甲状腺ホルモン剤を内服し、不足分を補うといった補充療法を行います。甲状腺ホルモン剤は長期間継続が必要な場合がほとんどです。根気良く薬を飲みましょう。

その他

その他

ヨウ素(ヨード)は甲状腺ホルモンの原料なのですが、摂りすぎると、甲状腺ホルモンに影響をあたえる場合があります。
昔言われていたようなすべての海藻類を制限することは必要ありませんが、ヨウ素を大量に含む「昆布」・「ひじき」の食べ過ぎには注意しましょう。
また、頻繁にヨードうがい薬を使用するのも控えてください。

妊娠・出産について

妊娠・出産について

橋本病が、不妊の原因になる、知能発達に障がいがある子が生まれる、治療薬が胎児や母乳に影響するなどといわれることがありますが、これらは必ずしも正しい情報ではありません。
甲状腺機能が正常であれば、健康な人同様に妊娠・出産が可能です。(ただし、妊娠中は非妊娠時よりも、より厳格に管理する必要があります。妊娠中は甲状腺ホルモン値が変化することがあるため、1~2ヶ月おきの受診が必要になる場合もあります。)
甲状腺機能低下症の方の場合でも、服薬により血液中の甲状腺ホルモン濃度が正常になれば、問題ありません。また、薬は体内の甲状腺ホルモンと同じものですので、母乳にも差し支えはありません。(母体を健康な人と同じ状態にするものですので、服用は中止しないでください。)
ただし、橋本病は産後に病状が変化することも少なくありません。出産後もきちんと通院するようにしてください。

甲状腺腫瘍

甲状腺にできる「しこり」をいいます。
しこりというと、すぐにがんを思い浮かべられるかもしれませんが、甲状腺腫瘍には良性と悪性、さらに腫瘍とよく似た過形成(良性)という状態があり、これらをしっかりと鑑別することが重要になってきます。
また、腫れ方には、先に述べたバセドウ病や橋本病などのように甲状腺全体が腫れる場合と、部分的に腫れる場合とがあります。

検査方法

検査方法

触診、血液検査(甲状腺機能・甲状腺自己抗体検査、他)、超音波(エコー)検査、細胞診などを行い、良性・悪性を判断します。

なお、触診でもかなりの状況を把握できますので、健康診断や人間ドックなどで「甲状腺が腫れているのでは?」と指摘された方は、お早めに検査にお越しください。

良性腫瘍

・濾胞腺腫(ろほうせんしゅ)
甲状腺の中にできる痛みのないしこりで、腫れる以外に症状はありません。
基本的には経過観察となりますが、がんの疑いがある場合には、手術を行い腫瘍全体を摘出して、病理組織検査によって最終判断がなされます。そして、残った甲状腺が小さい場合には、甲状腺ホルモン剤の服用が必要になります。
・腺腫様(せんしゅよう)甲状腺腫・結節性甲状腺腫
甲状腺に大小さまざまなしこりができ、結果的に甲状腺全体が腫れているように見える場合もあります。ただちに治療する必要はない場合がほとんどですが、がんの合併が疑われる場合や、腫れによる気管や食道への圧迫症状が強い場合には、手術になることもあります。
・甲状腺嚢胞(のうほう)
甲状腺に液体の溜まった袋状のしこりができます。急にできた場合はその部分に痛みを感じることがありますが、数日で治まる上、通常は痛みもありません。多くの場合は、液体を注射器で吸い取る方法をとりますが、何回吸い出しても治まらない場合には、アルコールの一種であるエタノールを注入し、縮小させる方法(PEIT)もあります。

悪性腫瘍

甲状腺の悪性腫瘍は、「乳頭がん」、「濾胞(ろほう)がん」、「髄様(ずいよう)がん」、「未分化がん」、「悪性リンパ腫」の5つに大別されます。日本では90%以上を乳頭がんが占めています。
甲状腺がんは他のがんと比べて進行が遅く、きっちりと治療を行えば、比較的治りやすいと言われています。特にしこりのサイズが1cm未満の時は、手術せずに慎重に経過をみる場合もあります。手術が必要と判断された場合は、専門の連携病院をご紹介させていただきます。
当院のメリット

当院のメリット

当院では、専門病院・大学病院レベルの機器を用いて検査を行いますので、通常数日程度の期間を要する、診断・治療に不可欠な甲状腺ホルモン値、甲状腺自己抗体価が約1時間で判明します。
その結果、迅速な診断や早期の治療開始が可能となり、受診回数も減らすことができます。
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糖尿病

糖尿病

糖尿病ってどんな病気?
糖尿病とは、「インスリン作用不足による慢性の高血糖状態を主徴とする代謝疾患群」のことです。
日本人の5~6人に1人が疑われる病気とされ、一昔前は太った人がなる=贅沢病と言われることもありました。

しかし、日本人を始めとするアジア人は、人種的に糖尿病になりやすい素因を持っているため、たとえ周囲と同じような生活習慣であっても、遺伝的な原因から発症する場合もあり、一概に肥満だけが原因とも言いきれなくなってきています。
日本人に多い2型糖尿病(以下糖尿病)は、初期段階で自覚症状がほぼなく、患者様ご自身ではなかなか進行していることに気づくことができません。
ですが、血糖値が高いまま放置していると、徐々に全身の血管や神経に障害が起こり、最終的にはさまざまな合併症を引き起こします。
実は糖尿病で一番怖いのはこの合併症なのです。
手遅れにならないためにも、以下に該当される場合には、できる限りお早めに検査にお越しいただくことをおすすめいたします。

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糖尿病の症状チェック
  • 健康診断などで血糖値の高さを指摘された
  • 家族や血縁関係に糖尿病患者がいる
  • のどが渇きやすく、水分を取りすぎてしまう
  • 尿の量、回数が多い
  • 食べているのに、体重が急激に減った
  • 全身がだるく、疲れやすい
  • 立ちくらみするようになった
  • 手足がしびれる
  • こむら返りがおきやすくなった
  • 目がかすむ
  • 尿が泡立ったり、甘い匂いがする

糖尿病の原因

糖尿病の原因は、高カロリー・高脂肪食品の摂り過ぎ、運動不足、遺伝などによって引き起こされる「インスリンの作用不足」と考えられています。
インスリンは、すい臓で作られるホルモンの1つで、血糖値を下げる働きを持つほぼ唯一のホルモンです。
食事によって血糖値が上がると、すい臓はすぐに反応してインスリンを分泌し、全身の臓器はこのインスリンの働きによって、血糖を取り込み、エネルギーとして利用したり蓄えたりします。つまり、通常食後に増加した血糖は、インスリンによって速やかに処理され、一定量に保たれているのです。
しかし、糖尿病になると、このインスリンが減少、もしくはうまく働かず、血糖値が下げられなくなって、高血糖状態が続くことになってしまうのです。

糖尿病の合併症

糖尿病は、目(糖尿病網膜症)・神経(糖尿病神経障害)・腎臓(糖尿病腎症)などに、さまざまな障害をもたらします。
この3つの症状は、糖尿病の3大合併症と呼ばれ、血糖値のコントロールを行わずにいると、発症時から約10~15年で姿を現します。

糖尿病の合併症

・糖尿病網膜症
血行障害によって、目の底にある網膜の血管がつまり、視力が低下。
悪化すると、失明するケースもあります。
中途失明の原因第1位は、糖尿病によるものです。
また、白内障や緑内障になる場合もあります。
・糖尿病腎症
高血糖のために腎臓のフィルターがつまり、血液のろ過がうまくできなくなって、徐々に尿が作れなくなります。悪化すると人工透析(機械で血液をろ過して、尿を作る)が必要となり、日常生活にも支障が出てしまいます。人工透析の原因第1位が、この糖尿病腎症によるものです。
・糖尿病神経障害
合併症の中で、最も早く現れる症状です。血糖値が高い状態が続くことで、手足の血行が悪くなり、末梢神経障害を引き起こします。しびれたり感覚が鈍くなり、最悪の場合壊疽(えそ/壊死の一種)を起こして、下肢切断の危機も生じてきます。
また、目まいや、胃腸の不調、筋力の低下といった自律神経障害の症状も現れます。

また、近年糖尿病は、この3大合併症に留まらず、「心臓病」や「脳卒中」といった直接死に結び付く動脈硬化を引き起こすことも分かってきています。

糖尿病は、放っておくとこのような合併症を引き起こすとても怖い病気です。
しかし、きちんと血糖値をコントロールすれば、合併症を予防できることが分かっています。
しっかりと治療を行い、血糖値を下げていきましょう。

糖尿病の治療方法について

糖尿病の治療方法について

糖尿病の治療は、基本的に「食事療法」・「運動療法」・「薬物療法」の3つを組み合わせて行います。
どれも重要な治療なのですが、中でも食事療法は、他2つの治療方法の土台となっており、食事療法があってはじめて、運動療法、薬物療法の成果が得られると言っても過言ではありません。

食事療法

食事療法

食事そのものの量や栄養素の配分を調整し、過剰な糖の吸収を減らして、血糖値のコントロールを行います。
また、適切な食事は「インスリンの作用不足」改善の効果も期待することができます。
なお、食事療法は、特別な食事をするという意味ではありません。どの食べ物が良い悪いではなく、一日3回規則正しくバランス良く食事を摂り、それを長く続けることが重要です。(合併症がある場合は、食事療法の内容が変わることもあります。)

食事療法のポイント

1.自分のとって適切なエネルギー量の食事を摂りましょう。

適切な体重を保ちながら、1日に必要なエネルギー量に見合った食事を摂りましょう。
適切なエネルギー摂取量は、患者様お一人おひとりによって異なります。主治医から指示された量をきちんと守りましょう。

2.食事は1日3回、規則正しく摂りましょう。

食事を1日3回摂らなかったり、食事時間が不規則だったりすると、空腹時に栄養を脂肪として蓄えようとする働きが強くなって、体脂肪がつきやすくなってしまいます。
また、血糖値が安定せず、すい臓にも負担がかかります。
食事は規則正しく、ゆっくりとよく噛んで摂りましょう。

3.栄養バランスの良い食事を心がけましょう。目標は1日30品目以上!

主治医から指示された一定のエネルギー量の中で、炭水化物、たんぱく質、脂質、ビタミン、ミネラル、食物繊維などを含んだ色々な食品を偏りなく摂りましょう。
1日30品目以上を摂ることが理想とされています。

運動療法

運動療法

多くの場合は、食事療法とともに行います。
運動をするためには、エネルギーつまり、血液中のブドウ糖(血糖)が燃料として必要になります。
運動療法では、余った血糖をエネルギーとして身体に利用させ、血糖値の下降を図ることを基本に行います。
さらに毎日続けて運動することで、筋肉の活動量を上げ、悪かったインスリンの働きを改善させます。

ただし、進行した合併症がある方などは、運動することでかえって症状を悪化させてしまう場合もあります。
まずは、主治医と相談し、患者様ご自身に合った運動や運動量を決めていきましょう。
運動療法は、無理をせずご自身の身体と相談しながら、適切な運動量を継続していくことが重要です。

運動療法のポイント

1.有酸素運動を心がけましょう。

急な激しい運動は、いくらしても効果は期待できません。
ウォーキング・ジョギング・サイクリング・水泳・ラジオ体操など全身の筋肉を使う有酸素運動で、エネルギーを確実に消費しましょう。

2.適切な運動量を継続して行いましょう。

少し汗ばむ程度の運動量を1日30~40分程度、血糖値がピークに達する食後1~2時間以内に、できる限り毎日(少なくとも週3~5回)続けて行いましょう。

薬物療法

薬物療法

食事療法と運動療法では、血糖値のコントロールが十分にできない場合、また体内でインスリンを作れない1型糖尿病である場合には、薬物療法を併用します。
薬物療法には、「経口血糖降下薬(飲み薬)」と「インスリン注射」とがあり、患者様お一人おひとりの状態に合わせて使い分けます。
一般的にインスリン注射には「一度始めたら、もう一生止められない。」といった最終手段のようなイメージがあるかもしれませんが、決してそのようなことはありません。

早い時期から血糖値のコントロールを良好に保つために積極的に行うこともありますし、飲み薬と併用したり、一度インスリン療法を行ってから飲み薬に変えるケースもあります。
ライフスタイルに合わせた投与も可能な時代になってきていますので、主治医と相談しながら、適切な治療を行っていきましょう。

薬物療法の注意点

1.低血糖に気をつけましょう。

薬の作用により、低血糖が起こることがあります。
低血糖の症状が表れたときはがまんせず、すぐに砂糖、ブドウ糖、糖分を多く含むジュースや飴などを補給してください。(αーグルコシダーゼ阻害薬を服用されている方は、砂糖ではなくブドウ糖を摂るようにしてください。)
そして、糖分を補給しても症状が変わらなかったり、意識がもうろうとしてきたときは、速やかに病院に連絡をしてください。
低血糖の主な症状
強い空腹感/冷や汗が出る/手足が震える/めまいがする/頭痛がする/動悸がする

2.ご自身の判断で、勝手に薬を中断するのは危険です。

血糖値のコントロールが良好になれば、のどの渇きや疲れやすさといった自覚症状は改善されますが、糖尿病が完治したわけではありません。
薬を突然中止すると、高血糖になり意識障害や昏睡を招く恐れもあり、非常に危険です。どんなことでも自己判断はせず、必ず主治医に相談しましょう。

糖尿病の検査方法について

検査方法

検査方法

血液検査を行い、血糖値とHbA1c(ヘモグロビン・エイワンシ―)を測定します。

HbA1cは、赤血球の中で体内に酸素を運ぶ役目であるヘモグロビンと、血液中のブドウ糖(血糖)が結合したものです。
常に変化している血糖値と比べて濃度が安定しており、HbA1cの値を見れば、過去1~2ヶ月の血糖の状態を知ることができます。
血糖値が高いほど形成されやすくなるため、糖尿病の患者様の場合、血液中に顕著な増加がみられます。

糖尿病は、初期段階での自覚症状がほとんどない病気です。
継続的・定期的に検査を受けることをおすすめいたします。
また、健康診断などで血糖値が少し高めと言われた方も、放置せず、どうぞお早めにお越しになってください。

当院のメリット

当院のメリット

糖尿病はさまざまな合併症を発症しうることから、血糖値のコントロールのみならず、総合内科的な全身管理が必要不可欠です。
当院では、日本糖尿病学会認定専門医だからこそなし得る、きめ細やかな管理が可能です。
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生活習慣病(成人病)-高血圧、高尿酸血症、脂質異常症など-

生活習慣病(成人病)-高血圧、高尿酸血症、脂質異常症など-

生活習慣病とは、偏食、運動不足、睡眠不足、飲酒、喫煙、ストレスといった、日々の生活習慣の乱れが積み重なって起こる慢性疾患の総称です。
代表的なものとしては、高血圧、高尿酸血症(痛風)、脂質異常症(高脂血症)、糖尿病などが挙げられます。
また、皆様が良く耳にされるであろうメタボリックシンドローム(内臓脂肪型肥満)は、これらの症状を引き起こす大きなきっかけになると言われています。

すべての生活習慣病に共通しているのが、初期段階での自覚症状がほとんどなく、さまざまな合併症を引き起こして初めて、自覚症状が出現するという点です。
またその合併症が、心臓病、脳卒中、大動脈の病気、腎臓病といった命にかかわるような病気であるリスクも高まります。

生活習慣病は、発見されたときがチャンス!

生活習慣病によって起こる合併症は、多くの場合一度起きてしまうと後遺症はもちろんのこと、回復したとしても日常生活に制約が生じてしまいます。そのため、自覚症状がない段階で生活習慣病を治療しておくことがとても重要です。つまり、生活習慣病が発見されたときこそが、これら重篤な病気にかかるリスクを回避できる治療の大きなチャンスと言えるでしょう。
健康診断や人間ドックなどで再検査になったときや、異常値を指摘されたときは、できる限りお早めに治療にお越しになってください。

当院の治療について

食事の摂り方や内容、運動の種類や適切な量、睡眠時間、お酒やタバコ、ストレス管理に至るまで、患者様お一人おひとりのお仕事や生活環境などに合わせて調整していきます。
ご自身の生活を振り返り、一日でも長く健康で楽しい毎日を送れるよう、一緒に頑張っていきましょう。

内科一般 -循環器内科・呼吸器内科・神経内科・消化器内科など-

内科一般 -循環器内科・呼吸器内科・神経内科・消化器内科など-

総合内科的に診察、治療を行っています。
風邪やインフルエンザ、腹痛、胸痛などの急性な疾患はもちろんのこと、めまいや倦怠感といった何となく身体の不調が気になるときでも、お気軽にご相談ください。
また、健康診断や人間ドックなどで異常値を指摘された方は、どうぞお早めにお越しください。
診察の結果、他科での受診や、高度な検査・治療が必要と判断した場合は、適切な医療機関をご紹介させていただきます。

漢方治療

漢方治療

当院では、現代医学的(西洋医学)治療に加え、病状やご希望に応じて、漢方治療(東洋医学)を融合した専門的治療も可能です。

対応可能な疾患
・糖尿病、高血圧、高尿酸血症(痛風)、脂質異常症(高脂血症)
・感冒(風邪・インフルエンザ)、便秘、胃腸炎、気管支炎
・生理痛、月経不順、不妊症、更年期障害
・アレルギー性疾患・アトピー性疾患各種、花粉症
・虚弱体質、食欲低下

上記以外にも、漢方治療が有効な疾患や症状は数多くあります。
また、「痛みなどの症状があるのに、検査を受けると異常無しと言われる」、「現代医学の薬を飲むと副作用が出てしまう」といったお悩みをお持ちの方も、どうぞお気軽にご相談ください。

0797-80-8731

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